ハプスブルグ家の当主Georg von Hapsburg大公にお目に掛りました

昨年9月11日、ハンガリー大使館で ”オットー・フォン・ハプスブルク家の生涯と遺産” の本の出版記念会とパネルディスカッションにご招待を頂き出席をしてまいりました。

オーストリー・ハンガリー二重帝国の最後の皇太子Otto von Habsburgのご子息であるGeorg von Habsburg大公がおこしになり盛大に行われました。
Otto皇太子は汎ヨーロッパのピクニック運動を推し進められEU統合の立役者の一人と欧州議会で活躍されました。ハンガリーの民主化後、Grof Degenfeld家が宮殿やブドウ畑の再興を行ない地域に貢献、ハンガリー大統領から感謝を頂く中、1999年にこの宮殿ホテルとワイナリーを視察されました。その時のお写真をGeorg von Habsburg大公にお見せしお話を伺いました。Grof Degenfeld家はご存じでお写真に自筆サインを頂きました。後日Maria von Degenfeld伯爵にお知らせをしましたところ今でもGeorg大公のご姉妹とお付き合いがあるとの事でした。
大公はハンガリーにもお住まいでハプスブルグ財団や公的職務を兼ねられ活動をされています。私自身、このハプスブルグ家と関係するGrof Degenfeld家の立ち位置や素晴らしい歴史の中を体感する事が出来光栄でした。
以前、このワイナリーがハンガリートカイ貴腐ワインづくりで品質維持と標準化に携わってきたのかを聞いていましたが、ハプスブルグ家がかつてブルボン王朝ルイ14世にトカイ貴腐ワインを贈り、そのおいしさに”ワインの王”とまで言わしめた歴史の中に一寸触れられるような思いを感じるものがありました。
Degenfeld家の素晴らしい貴腐ワイン、是非日本の皆様方に歴史と合わせてご紹介をしていきたい思いです。

Georg大公、アンナ大使と大使館で 

Georg大公、アンナ大使と大使館で 

Georg大公の自筆サイン

Georg大公の自筆サイン