Autumn DEGENFELD~第一報~
10月の末からハンガリーのトカイにある古城のGrof Degenfeld家を訪問、葡萄の取り込みからワインづくりを見学、Degeneld Maria伯爵やワイナリーの方々とお会いして参りました。
ワイナリーでは秋の収穫が終わり、貴腐化している葡萄の房を丁寧に収穫しているところでした。貴腐葡萄(アス―)はひとつひとつ手で摘まれ、良いものだけを取り込む丁寧な作業で作られています。ワイナリーの秋の景色は美しく、特に夕日が葡萄畑の丘に沈む夕暮れの光景は感動的でした。
歴史を感じるワイナリーの地下貯蔵庫では、貯蔵樽の中からビンテージの新しい貴腐ワインの試飲をさせてもらいました。なかなか美味しいワインです。来年あたりのコンテストに参加させたいと思いました。
ワイナリー内に建つ宮殿ホテルのレストランではハンガリーの国宝になっているマンガリッツァ豚を頂きました。貴腐ワインにとても良く合う豚肉でした。ただ残念ですが日本へのお肉の輸出は出来ていません。また、デザート的にフォアグラを薄く切った料理を食べましたが、今までデザートとしてフォアグラを食べる事がありませんでしたが経験的には一番のおいしさと思いました。
是非、この宮殿ホテルに泊まられる時はこのデザートのフォアグラを貴腐ワインで召し上がって下さい。至極の時が持てます(ホント)。
葡萄畑の丘の上に建つ、歴史をしのばせる中世時代に建てられた教会の中に、今回特別に入れていただきました。マリア伯爵もここで結婚式を挙げたとの事。歴史を感じさせられる美しい建物ですね。こちらでは結婚式も挙げられるそうです。
次報はハンガリーの王室御用達のグラスや特別のワインなどに触れます。